聖なる受難週

激しい雨が降っています。

今週は受難週…パッションウィークとも言いますが

受難週と言うと思い出す事柄があります。
母が突然「間質性肺炎」となって、坂道を転げ落ちるかのような状態の悪化が許されました。
大きな病院二つの先生が協力し診て下さり「間質性肺炎」と診断を確定し…
「後一週間の命」と言われ大学病院へ救急転送

手厚い治療を受け一命を取り留めた母でしたが、その副作用も激しく
口の中全体にできた口内炎…それは見る間に潰瘍化し、おまけにカビが生えて
激しい痛みで水分も喉を通らなくなりました。

この苦しい体験をしたのが「受難週」でした。
しかし「夢」を通し神様に語られ、母は「私は生きる！」ときっぱりと言ったんです。

どうしようもない状況が許されることがあります
「わが神、わが神。どうして私をお見捨てになったのですか？」
（マタイ２７章４６節　マルコ１５章３４節）
と涙ながらに訴える時があります。

しかし…全ては時に叶って美しく…それは後の日になって解るんです。
この恵みを受けるためだったって

イエス様が捉えられ、唾をかけられ鞭うたれ、十字架にかけられ、よみに下る…
それは、私達罪人を救うためだったんです。

この聖なる週…共にイエス様の苦しみと私達への愛に目を向け、祈りましょう。
全てが時に叶って美しいんですから

ふと、母が言った
「私はイエス様と一緒に十字架の道行をしている…だからもう少しこの苦しみは続く …
だけど、私は生きるよ！」と言った時の事を、今日出勤時運転中に思い出していました

美津子